
こんなお悩みを解決します。
この記事で分かること
- キーワード選定の意味
- キーワード選定の流れ
- キーワード選定のコツ
- キーワード選定後にすべき対策
キーワード選定はSEO対策の中で最も大切な作業で、ここを怠ると書く前に記事が死にます。
半年前に私の運営する『ガオのノート』でキーワード選定の記事を書いたところ、SEO専門のサイトやニュースサイト、Googleおすすめ記事にピックアップされました。
そこで今回はこの『BlogTips』で、さらにレベルを上げ完全リメイクしました。
完全無料で初心者の方でもキーワード選定が可能になるので、ぜひ最後までご覧ください。
当サイトテーマ『AFFINGER』
ブログキーワード選定とは?なぜ必要なのかを解説
ブログキーワード選定とは、どんなキーワードで検索上位を狙うか決める作業のこと。
私はブログ初心者の頃にキーワード選定と聞いて、「初心者には難しい気がするし、好きに記事を書けばいいか」と考えており、痛い目に遭った経験があります。
検索上位を狙うならば、キーワード選定は最重要とも言えるSEO対策なので、初心者など関係なしに徹底対策すべき。
キーワード選定はなぜ必要?目的や意味は?
キーワード選定がSEOにおいて重要な理由は、キーワードによって需要と競合が大きく異なるから。
具体的な話にすると、以下のようなキーワードは避けましょう。
- 競合が強すぎる
- 検索ボリュームが小さすぎる
順番に意味を解説しますね。
①競合が強すぎる
まず競合が強いキーワードを選らんでしまうと、個人では勝つのが難しいです。
例えば、「海外旅行 安い」というキーワードだと、上位10記事すべてが旅行代理店や企業サイト(2ページ目も同じく)。
こんな血みどろのレッドオーシャンで記事を書いても、個人が勝つのはまず無理。
企業サイトはもちろん、政府や病院などが上位を占領しており、個人サイトに勝機が0のキーワードも山ほどあります。
②検索ボリュームが小さすぎる
キーワードの検索ボリュームが小さすぎるのも避けるべき。
例えば、月間検索ボリュームが10のキーワードだと、1位を獲得しても最大で月10回しか読まれません。
さらに言うと、1位の平均クリック率は28%なので、現実的な数字だと月3回しか読まれません。
以上2つの理由からブログ初心者であろうと、SEOで集客するならキーワード選定は必須です。
キーワードには3種類ある
次に、予備知識として、キーワードの種類を理解しましょう。
3種類のキーワード
- ビッグキーワード:「ブログ」のように1単語で、検索ボリュームが3,000以上のキーワード
- ミドルキーワード:「ブログ 初心者」のように2単語で、検索ボリュームが500~2,999以キーワード
- ロングテールキーワード:「ブログ 初心者 SEO」のように3単語で、検索ボリュームが100~499のキーワード
簡単に解説すると上記の通り。
ビッグキーワードは企業サイトが大半なので、個人サイトの場合はロングテールキーワードで攻めるのが基本です。
では、予備知識はここらへんにして、キーワード選定方法の手順を見ていきましょう。
キーワードの基礎講座や穴場キーワードはブログコミュニティ「GBC」で公開しています。
ブログキーワード選定のやり方を初心者向けに解説
キーワード選定のやり方は簡単で、以下5つの流れで進めるだけ。
- ラッコキーワードにキーワードを入力
- 全キーワードをコピー
- キーワードプランナーに貼り付け
- 狙うキーワードを決める
- キーワードの検索意図を捉える
順番に解説しますね。
①ラッコキーワードにキーワードを入力
まずは「ラッコキーワード」にアクセスし、何となくで良いので狙うキーワードを入力しましょう。
今回は本記事を参考にするので、「キーワード選定」と入力をしました。
すると、以下のようにキーワード選定に関するキーワードが抽出されます。
②全キーワードをコピー
次に、画面右上のコピーをクリックして、関連するキーワードを取得します。
③キーワードプランナーに貼り付け
そしたら、「キーワードプランナー」にアクセスし、「ツールと設定 > キーワードプランナー」の順で進みましょう。
次に「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリック。
そしたら、以下の画面になるので、コピーしたキーワードを貼り付けて「開始する」をクリックします。
その後は「過去の指標」と「月間平均検索ボリューム」をクリックすれば、以下のようにキーワードのボリュームを見える化できますよ。

④狙うキーワードを決める
ここまで来たら狙うキーワードを決めていきます。
個人サイトでキーワードを決める際は、以下2つを意識すると良いですよ。
- 競合性:低
- 検索ボリュームが1,000以下
要するに、競合が強くなく検索ボリュームが大きすぎないロングテールキーワードをチョイスするということ。
キーワード選定の裏技
キーワード選定をする際には、段階的にキーワードを決めましょう。
具体的には以下のような感じ。
- キーワード選定
- キーワード選定 方法
- キーワード選定 方法 無料
上記のように「ビッグ→ミドル→ロングテール」の順で入れ子式にキーワード選定をすることで、記事が徐々に大きなキーワードで上位表示されるようになります。

⑤キーワードの検索意図を捉える
狙うキーワードが決まったら、キーワードの検索意図を捉えましょう。
せっかく読者が訪問してくれても、キーワードとコンテンツがズレていると離脱率が上がり、SEOの観点でマイナス影響が出るので。
検索意図には以下4つの種類があり、選らんだキーワードがどれに属するのかを知る必要があります。
4つの検索意図
- Doクエリ:解決したい(キーワード例→ブログ 開設方法)
- Goクエリ:行きたい(キーワード例→満喫 池袋)
- Buyクエリ:買いたい(キーワード例→Wordpressテーマ 比較)
- Knowクエリ:知りたい(キーワード例→ブログ 失敗談)
本記事で言うと「キーワード選定 方法」なので、解決したいという検索意図のDoクエリに当たります。
狙ったキーワードの検索意図を捉え、読者の悩みに的確に答えるのが重要ですね。

ブログキーワード選定のコツ
次に、キーワード選定のコツを紹介します。
上記の手順をこなした上で、以下5つを意識するとよりSEOに強い記事が書けますよ。
- 競合の強さを確認
- 潜在ニーズを探る
- 団体戦の構造を作る
- キーワードを左寄せにする
- 検索意図を深くまで捉える
順番に解説しますね。
①競合の強さを確認
キーワードプランナーで競合性を確認しましたが、実際に検索エンジンでも競合を確認しましょう。
というのも、「競合性:低」でも、検索上位に企業サイトや強い個人サイトが多いケースもあるので。
具体的には、実際に狙うキーワードを検索してみて、以下の項目をチェックすればOK。
- 記事の文字数
- 競合サイトのパワー
- 上位記事の被リンク数
- 広告や企業サイトがいるか
上記4つをチェックし勝てそうなら記事を書く感じ。
②潜在ニーズを探る
また、キーワードの潜在ニーズを探ることも重要。
ニーズには以下2種類があります。「キーワード選定」を例に解説しますね。
顕在ニーズと潜在ニーズ
- 顕在ニーズ:キーワード選定の方法を知りたい
- 潜在ニーズ:自分の記事を検索上位に表示させたい
つまり、顕在ニーズを満たした上で、さらに切り込み潜在ニーズを満たす記事を書こうということ。
キーワード選定は記事を上位表示させるためにする作業なので、その奥深くには「記事の順位を上げたい」というニーズがあるわけです。
潜在ニーズまで満たせる記事を書くと、読者を惹きつけることができ、離脱率や滞在時間の改善ができますよ。
③団体戦の構造を作る
記事の順位を上げるためには、単体ではなく団体で戦う構造を作りましょう。
1本の記事で上位表示を狙うのはかなり難しいので、関連するキーワードで記事を書き、リンクを流す感じ。
雑記ブログであってもカテゴリーごとに5本以上は関連した記事を書くことで、記事が上位に表示されやすくなります(20本程度書くのが理想)。
④キーワードを左寄せにする
タイトルを付ける際には、キーワードを左寄せにしましょう。
- ✖ 誰でも簡単にできる!キーワード選定の方法を5つの手順で解説!
- 〇 キーワード選定の方法を5つの手順で解説!【誰でも簡単にできる】
キーワードを左寄せにするだけでのリライトで順位が上がった事例もあるので、意識しておくと良いですね。
⑤検索意図を深くまで捉える
検索意図を捉えたら、次は検索意図の深さを意識しましょう。
つまり、狙うキーワードの共起語を認識し、記事に網羅性を出すということ。
共起語とはある単語とよく一緒に使用される単語で、「料理」という単語であれば「レシピ」などが共起語に当たります。
Googleは情報の網羅性を評価しているので、1つのキーワードを狙いつつも、共起語を違和感を感じないレベルで入れ込みましょう。

130名超えのブログサロン『GBC』
ブログキーワード選定後に必要な作業
ここまでキーワード選定の方法を解説しました。
なので、最後にキーワード選定をして、記事を更新した後にすべき作業を紹介しますね。
すべき作業は簡単で、記事の順位を追うこと。
1回キーワード選定をして記事を更新しても、いきなり順位が上がりはしませんし、順位が上がっても下がる可能性もあります。
記事はリライトでジリジリ順位を上げる
いくらキーワード選定をしても、1撃で上位表示は大半のブロガーには難しいです。
なので、結果的にこまめに順位を追い、適切なタイミングで情報を追加しリライトを繰り返すのが基本。
毎回、検索エンジンを開いて順位を確認するのでは、効率が悪いですし順位の推移を見える化できないので、「GRC」に投資が必要です。
1日12円~20円ほどで使用できる検索順位チェッカーで、稼ぐブロガーさんで投資を惜しむ人はいませんよ。
記事リライトの目安は3ヵ月
記事は更新しインデックス登録されると、3ヵ月ほどで評価が定着します。
なので、更新後3ヵ月ほど待ち、順位が低い状態であれば、リライトをしていきましょう。
各順位ごとにリライト方法をまとめると以下の通り。
- 1位~10位:外部対策をする
- 11位~30位:文字数や関連記事を増やす
- 31位~50位:検索意図を改め、記事を訂正する
- 51位~100位:キーワード選定を改め、301リダイレクトで記事を書き直す
また、順位が固定されて来ても、Googleは情報の鮮度を評価しているので、定期的なリライトをおすすめします。
関連記事:ブログに必須!GRCの評判&口コミ【デメリット3つも解説】
ブログキーワード選定は初心者にこそ必要な作業です
キーワード選定の流れ
- ラッコキーワードにキーワードを入力
- 全キーワードをコピー
- キーワードプランナーに貼り付け
- 狙うキーワードを決める
- キーワードの検索意図を捉える
キーワード選定はSEO対策の中で最も重要な作業の1つ。
また、1回のキーワード選定で検索上位を取れるほど甘い世界ではないので、その後も定期的なメンテナンスが必要です。
楽ではありませんが難しい作業でもないので、しっかりとキーワード選定をしていきましょう。
穴場キーワードの探し方