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【1分で分かる】お地蔵さんに手を合わせてはいけない理由!よだれかけの意味は?

悩む人
お地蔵さんに手を合わせてはいけないって聞いたけど本当..?

こんなお悩みを解決します。

 

本記事の内容

  • お地蔵さんは何のためにいる?
  • お地蔵さんには手を合わせてはいけない?

 

お地蔵さんは日本で有名な仏様。

真の名前を『地蔵菩薩』と言いインドの神様が原点。サンスクリット語で『クシティカルバ』とも言います。

 

仏様の中でも最上位の力を持ち見守って下さっていますが、「お地蔵さんには手を合わせてはいけない」との声も聞きますよね。

 

そこで本記事では手を合わせて良いのか否かを含め、お地蔵さんの役割まで徹底解説していきます。



お地蔵さんは何のためにいる?

お地蔵さんは道端やお墓の前にいることが多く、その役割は大きく分けて以下2つです。

  1. 道の案内役
  2. 子どもを守る

 

順番に解説しますね。

 

お地蔵さんの役割①:道の案内役

お地蔵さんの役割1つ目は道案内。

ただ、文字通りの道案内ではなく、苦しみのない状態への道を示すという役割があります。

 

実際、お地蔵さんは六道で苦しむ人々を苦しみのない状態へと道案内をする仏様だと言われています。

 

ちなみに六道とは、人間が輪廻転生するの6つの世界のことで、以下6つの道を示しています。

六道とは?

  • 天道:天人(楽しい生涯を過ごすが、死ぬ時に5つの変化と苦しみが現れる)が住まう世界
  • 人道:四苦八苦に悩まされる人間が住む世界
  • 畜生道:34億種類の鳥・獣・虫など畜生が住む世界
  • 餓鬼道:腹が膨れた姿の鬼になる餓鬼の世界
  • 地獄道:罪を償わせるための世界
  • 修羅道:阿修羅が住む終始戦い争うために苦しみと怒りが絶えない世界

 

お地蔵さんは、この六道にいる人々を苦しみから解放すべく走り回っている仏様ということです。

 

お地蔵さんの役割②:子どもを守る

お地蔵さんには子どもを守る役割も。

地域によっては地蔵盆という日があり、近所の子どもが集まりお地蔵さんを掃除してお菓子を備えることもありますね。

 

また、お地蔵さんには亡くなった子どもを守る役割も。生きている子どもを含め両方を守られているわけです。



道端のお地蔵さんに手を合わせてはいけない?

道端のお地蔵さんに手を合わせてはいけない。

と言われることがありますが、結論から言うとお地蔵さんに手を合わせても問題はありません

 

お地蔵さんは我々のそばで守ってくださる仏様なので、手を合わせて感謝することは良いことと言えるでしょう。

 

お地蔵さんに手を合わせてはいけないと言われる理由

「お地蔵さんに手を合わせてはいけない」

そう言われる理由は、お地蔵さんに救いを求めて寄ってきたが手を合わせた人に憑いてしまうから。だそうです。

 

ですが、これは迷信です。なので、道端のお地蔵さんに手を合わせることは問題ありません。

 

【余談】お地蔵さんのよだれかけの意味

お地蔵さんはよだれかけをかけていることが多いですが、その意味はご存じでしょうか?

主に赤いよだれかけなのですが、その意には以下2つの説が唱えられています。

  1. 魔除け
  2. 赤子の成長祈願

 

元来、お地蔵さんには子どもを守る役割がありますので、どちらの説でも説得力はありますね。



お地蔵さんに手を合わせてはいけない?:まとめ

お地蔵さんの役割

  • 道の案内役
  • 子どもを守る

 

お地蔵さんは我々を見守る有難い存在。

「手を合わせてはいけない」という迷信もありますが、実際そんなことはありません。

 

なので、今後もし道端やお墓付近でお地蔵さんを見かけることがあれば、ぜひ手を合わせてみて下さい。



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